フェラーリ創業者エンツォ・フェラーリの長男で1956年に夭折したアルフレード・フェラーリ(愛称:ディーノ)が病床でアイデアを出したとされる65度V型6気筒DOHCエンジンを持ち、V型12気筒の既存車種とも区別するため、新しく「ディーノ」ブランドが与えられた。今日ではしばしば「フェラーリ・ディーノ」と呼ばれ、フェラーリのエンブレムを付けている車も多いが、本来別ブランドである。
1973年当時の価格は900万円と高価だった。その当時からすでに新車同様の中古車が6-700万円で並行輸入されており、その後のスーパーカーブーム・バブル景気の時期にも盛んに輸入されたので、現在では多数が日本国内に存在する。
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